杨贵妃大唐帝国の栄华と灭亡

  唐6代目皇帝、玄宗(712-756年)。名君と呼ばれ、100万人国家を筑いた56歳のとき、22歳の杨玉环(のちの杨贵妃)と出会う――。唐王朝の権力闘争、玄宗による华丽なる「开元の治」、安史の乱、国家转复までの100余年を、『旧唐书(くとうじょ)』『新唐书』『开元天宝遗事』『唐会要』といった文献や、白居易、杜甫の诗歌など豊富な原数据や图版から、详细なエピソードを采取、検证。平安时代より清少纳言、紫式部をも魅了した”世界三大美女”の生涯を、唐の历史とともに読み解く!*本书の原本は、一九九七年、中公新书より『杨贵妃大唐帝国の荣华と暗转』の书名で刊行されました。929年埼玉県生まれ。早稲田大学文学部大学院修了。同大学文学部教授を経て、早稲田大学文学部名誉教授。中国古典学(とくに诗経学)、江户明治汉学专攻。现在、日本诗経学会会长、日本中国学会顾问。『中国の知囊』上?下(中公文库)『论语名言集』(永冈书店)『诗経鉴赏』『书を学ぶ人のための唐诗入门』(二玄社)『藩校-人を育てる伝统と风土』(明治书院)『汉学者はいかに生きたか』(大修馆书店)など著书多数。