日语原版小说《小女孩和大钟1》:荒芜的寺庙里,有一个大钟!

  日语原版小说:《娘と大きな鐘》第一章,已经更新完毕。深秋已至,寒冬不远,偶尔走在小说中的故事里,未尝不是对生命的一种取暖。

  ある名も知れない、北国の村に、あれはてたお寺がありました。

  (在某个不知名的北方村落里有一个荒芜的寺庙)

  そのお寺のあるところは、小高くなった、さびしいところでありました。

  (那个有寺庙地方,是一个略高的又荒凉的地方。)

  本堂から、すこしはなれたところに、鐘つき堂がありました。

  (距离正殿不远处,有一个带钟的佛堂。)

  境内には、木がたくさんしげっていました。

  (院内有很多茂密的树木)

  春になると花が咲き、そして、新緑にかわり、

  (到了春天,花儿开了,寺院里也蒙上了一层新绿)

  やがて、秋になると、木々の葉が黄色く、紅く

  (不久,秋天到了,树叶变黄,变红)

  色づいて雨にほろほろと落ちるのであります。

  (寿终的树叶如雨般纷纷而落。)

  平生は、あまりおまいりにゆく人もなく、

  (平时来寺庙里参拜的人不怎么多。)

  すずめが、本堂の屋根や、また鐘つき堂のまわりでかしましく鳴いているばかりです。

  (麻雀总是在正殿的屋顶或者带钟的佛堂周围喳喳地叫着)

  けれど、たまたま真夏になって、雨の降らないことがありました

  (但是,偶尔到了盛夏的时候,也会出现不下雨的情况。)

  そんなときは、村の百姓は、どんなに困ったでありましょう。

  (那个时候,村里的农民该有多为难啊!)

  もう、三十日も雨が降らない。まだこのうえ、旱がつづいたら、田や、圃が乾割れてしまうだろう。といって、一人は、歎息をします。

  (已经三十天都没下雨了,而且干旱也在持续,水田和旱田都已经干裂了吧。一个人叹息地说着。)

  「ほんとうに、そうだ。雨ごいをしなければなるまい。」とほかの百姓は、空を仰ぎながら、心配そうな顔つきをしていうのでありました。

  (真的是这样啊,必须得祈雨了。其他的村民也抬头望着天,带着担心的表情这样说着。)

  雨ごいをするのには、村の人たちは、男となく、女となく、お寺に集まって、供養をしなければなりません。

  (为了祈雨,村里无论男女都必须聚集在寺庙里祭祀。)

  そして、いままでの自分たちの先祖の悪かったことを、真心こめておわびをするのでありました。

  (而且,发自内心地诉说着迄今为止自己的祖先们做的坏事,并且诚挚地道歉。)

  未完,待续……

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