日语小阅读:村民们把碍事的樱花树移种在路边!

  米娜桑,这么快又和大家见面了,上篇小说我们讲到,山顶的樱花树阻挡了汽车进村的道路,所以樱花树就面临被砍伐的危险。

  面对这样的局势,村民和孩子们应该怎样面对呢?一起看看吧!

  初めに

  「あの桜(さくら)の木(き)をきっては、かわいそうだ。

  要是砍了那棵樱花树的话,那多可怜啊。

  春(はる)になっても、花(はな)が見(み)られないし、夏(なつ)になっても、せみがとれないものなあ!」と、たがいに話(はな)し合(あ)いました。

  到了春天,不能赏花,到了夏天不能捕蝉,他们这样相互说着……

  子供(こども)たちの不平(ふへい)が耳(みみ)に入はいると、親(おや)たちも、いつかきることに、はんたいしました。

  听到孩子们的抱怨后,大人们也反对什么时候樱花树被砍掉这件事。

  それで村(むら)の人々(ひとびと)が桜(さくら)の木(き)を道(みち)のそばへうつすことになったのです。

  因此,村里的人就将樱花树移种在路边。

  おおぜいの力(ちから)ですると、どんなことでもされるものです。

  众多的力量共同努力的话,什么事儿都能办成。

  大(おお)きな桜(さくら)の木(き)は、じゃまにならぬところへうつされて、おばあさんの茶店(ちゃみせ)は、やはりその木(き)の下(した)にたてられました。

  大樱花树被移种到了不碍事儿地方,奶奶的茶店照样开在了樱花树下。

  「おばあさん、今年(ことし)は、花(はな)がさかないのう。」

  奶奶,今年不会开花了吧。

  「そうとも、人間(にんげん)でいえば、大病人(だいびょうにん)だぞ。

  “或许吧,要是人的话,也是生了一场大病呢!

  かれなければいいが。」と、おばあさんは、しんぱいしました。

  只要不枯萎就行”奶奶这样担心地说着。

  天気(てんき)がつづくと、おばあさんは、下(した)から水(みず)をくみ上(あ)げて、根(ね)もとへかけてやりました。

  天气依旧如常,奶奶从山下取水,来给樱花树的根浇水。

  「おばあさん、僕(ぼく)がくんできてやるから。」

  奶奶,我来打水吧。

  ある日(ひ)、学校(がっこう)の帰(かえ)りに賢吉(けんきち)は、すぐはだしになって、バケツを下(さ)げて、峠(とうげ)をかけ下(くだ)りました。

  有天,放学回家的贤吉,马上光着脚,提着水桶跑下山去。

  それから、とし子(こ)も、正二(しょうじ)も、村(むら)の子供(こども)たちは、学校(がっこう)の帰(かえり)に、水(みず)をくんで、桜(さくら)の木(き)の根(ね)にかけてやるのを日課(にっか)としたのです。

  之后,年子,正二等村里的孩子,从学校回来之后就去打水,给樱花树浇水成了他们每天的课题。

  どうでしょう。木(き)は、ふたたび昔(むかし)の元気(げんき)をとりもどしました。いま、大(おお)きな枝(えだ)には青葉(あおば)がふさふさとして、銀色(ぎんいろ)にかがやいています。

  怎么样!树再次像以前那样健康繁盛了。如今在大树枝上,绿叶正轻轻地摇曳,泛着银色的光。

  「みんなのおかげでな、この木(き)も助(たす)かったぞ。」と、おばあさんは、こしかけている村(むら)の子供(こども)たちの顔(かお)をながめて、さも、うれしそうでありました。奶奶开心地看着正在坐着的村里的孩子们说:“多亏了大家,树才能得救啊”

  (完结)

  原著:小川未明(日本)

  翻译:日语斋

  举报/反馈