【5月の工作 15選】高齢者向け!!簡単にできるおすすめの作品集を紹介!

   

  今回は、をご紹介していきます。

   

  5月は春も終わりに近づく月であり、少しずつ夏が近づいてきていることを肌で実感できる時期でもあります。

   

  伝統的な行事である端午の節句もあり、こいのぼりが空を泳ぐ光景はまさに風物詩です。

   

   

  また、大型連休であるゴールデンウィークもあり行楽シーズンを迎えるので外出をしたい気分にもなってきますね。

   

  そこで、5月の工作には端午の節句に関するものや、行楽シーズンを楽しみたくなるような作品を中心に行なうのがおすすめです。

   

  それでは、さっそく5月のおすすめ作品集をご紹介していきます。

   

   

  

  5月の風物詩として長年親しまれているこいのぼり。

   

  鯉は立身出世のシンボルとして、武者の間で親しまれていた魚であり、武士のぼりには「鯉の滝登り」が描かれることも珍しくはありませんでした。

   

  それが時代の流れと共に変化し、現在のように庶民の間でも親しまれる存在になりました。

   

  ちなみに、立体的な鯉の形になったのは明治時代以降と言われています。

   

  端午の節句には兜も欠かせない存在です。端午の節句に兜を飾るのは、武家社会から生まれた風習です。

   

  身の安全を願って神社にお参りするときに、鎧や兜を奉納していたため、それが由来とされています。

   

  武士にとって鎧兜は「身体を守るもの」であり重要なものでした。

   

  そのようなこともあり、「災いや病気から大切な子どもを守ってくれるように」という願いを込めて飾られるようになったのです。

   

  あやめは5月に咲く綺麗な花として人気があります。

   

  あやめは漢字では「菖蒲」と書きます。

   

  端午の節句には邪気を払うと言われる菖蒲(しょうぶ)湯に入る風習もあるためお気づきかと思いますが、漢字で書くと「しょうぶ」と同じ表記になるんです。

   

  ちなみに「はなしょうぶ」という「あやめ」とも「しょうぶ」とも別の植物があり、漢字では「花菖蒲」と表記します。ちょっとややこしいですね。

   

  柏の葉は新芽が出てから葉が落ちるため、「子孫繁栄」、「家系が絶えない」として縁起物とされてきました。

   

  そんな柏餅を工作で立体的に作ってみましょう。

   

  上手く形を作っていくのは思ったより難しいですが、端午の節句らしい作品と言えるでしょう。

   

  この日のおやつは実物の柏餅を提供しても良さそうですね。

   

  昔話でもお馴染みの金太郎です。

   

  金太郎は、酒呑童子という鬼を退治した坂田金時の幼少期がモデルとなったお話と言われています。

   

  昔話の中の金太郎のように、「気持ちの優しく健やかな子どもに育って欲しい」という願いを込めて五月人形の中には金太郎を象ったものが含まれるようになりました。

   

  5月はお弁当を持ってどこかに出かけたくなる季節でもあります。

   

  そんな時に活躍するのがお弁当袋。

   

  縫う作業はありますが、複雑な工程という程ではないため、初心者にも取り組みやすいです。

   

  バンダナを活用して作るため、布を図ってカットする必要もないのでお手軽です。

   

  お弁当を持って外に行くのであれば、お茶も必要になってきます。

   

  そんな時には水筒を使うか、ペットボトルのお茶を持って行くかですね。

   

  しかし、ペットボトル飲料で気になるのはペットボトルの表面についた水滴です。

   

  そんな水滴が鞄に付くのを防ぎつつ、お洒落な見た目を演出してくれる作品です。縫わずに作れる手軽さも魅力です。

   

   

  お弁当を持って外に出かけるのであれば、当然バッグもなくてはなりません。

   

  バッグも手作りするのはハードルが高い印象がありますが、これも縫うことなく作ることができます。

   

  綺麗に貼り合わせるためにも焦らずにじっくり取り組んでみましょう。

   

   

  藤の花は4月から5月にかけて見頃を迎える花です。

   

  紫の綺麗な花が印象的ですが白い藤の花があり、紫には紫の、白には白の魅力がありますね。

   

  上から釣り下がるように咲いている綺麗な藤の花ですが、実は食べることができる植物であり、マメ科に分類されています。

   

  食べたことのある利用者さんもみえるでしょうか?

   

  ガーランドをご存知でしょうか?

   

  ガーランドとはフラッグ状の飾りであり、壁や天井に取り付けて飾るものです。

   

  今回はそれにこいのぼりを取り入れた作品になります。

   

  大きな公園などでは池の上に吊るすようにこいのぼりが飾られていることもあるため、なんだかその光景を思い出すようです。

   

  5月の第2日曜日は母の日ですね。

   

  利用者の女性のみなさんはむしろ祝われる立場の方ではありますが、母の日にちなんでカーネーションの工作はいかがでしょうか?

   

  開花時期も4月~6月(品種により秋に開花する物もあります)であり、ちょうどこの時期の花でもあります。

   

  ちなみに母に日に贈られる赤いカーネーションの花言葉は「母への愛」です。

   

  トイレットペーパーの芯を活用します。

   

  こいのぼりを作り、なんとそれをゴムの力で飛ばすという何ともユニークな作品になっています。

   

  飛距離を競うというレクにも使えそうですが、室内で飛ばす場合は周囲にも気を配る必要がありますね。

   

  昔話の金太郎の中で、金太郎が相撲を取った相手としてクマが有名ですね。

   

  今回はそんなクマをモチーフにした可愛らしい粘土細工です。

   

  デフォルメされたキャラクターとしての可愛らしさもあって癒されますね。

   

  金太郎が取っていた相撲にちなんで、トントン相撲の作成はいかがでしょうか?

   

  作った後は、もちろんレクとしても楽しむことができますのでおすすめです。

   

  「茶摘み」の歌詞にある「夏の近づく八十八夜」は5月に該当します。

   

  それにちなんで、今回はお茶を利用した化粧水を作ってみましょう。

   

  驚く方も多いかと思いますが、お茶に含まれるカテキンの殺菌作用は肌にも良い物なんです。

   

  手軽なのでぜひ試してみてください。

   

   

   

  以上、5月におすすめの工作作品集でした!

   

  このように5月には、端午の節句はもちろんですが、梅雨入り前の貴重な晴れた過ごしやすい日が続く時期でもあります。

   

  そのため、レジャーに使うことができるグッズは、みなさんがご家族と一緒に積極的に外に出かけるきっかけ作りにもつながるかもしれませんね。

   

  やはり手作りのグッズには愛着がわくので、眠らせておくには勿体ないと思っていただけそうです。